あんぱんが好きだ。日本だとスーパーやコンビニにも置いてあって、100円~150円ぐらいで手軽に買えるから、あまり意気込んであんぱんを購入することはないかもしれない。ここハワイは、日本人の観光客や日系の住人が多いので、かなり小さめでお値段が高いけど(最近1個1ドル50セントに値上がった)手に入る。最近はアメリカ本土でも大都市だと日本マーケットがあるので買えると思う。
でも、最初にカリフォルニアの中部田舎に移った1980年代中ばの頃は、そんなに簡単に手に入らなかった。たまーに何時間もかけてロサンゼルスまで足を延ばすと、リトル東京の日系ベーカリーに立ち寄り、あんぱんを買いだめして帰ってきた。余談になるが、一度は、そのベーカリーの前の道に車を停めて買いに行っている間のほんの2~3分の間に、車の窓ガラスを破られ、中にあったかばんを盗まれたりもした。中身はほとんど洗濯物だったので、持って行った泥棒も迷惑だったと思うが、お気に入りだったジーンズを持っていかれたのは悔しかったし、眼鏡も持っていかれてしまったので、慌てて作りなおさなければいけなかった。警察にいっても、LAPDはそんな小事は相手にもしてくれなかった。(苦笑)
ともあれ、一生懸命買いに行ったあんぱんのおいしかったこと。中国や韓国系のベーカリーのあんぱんも食べたが、やっぱり日本のとはパンの生地もあんこも焼き方も微妙に違う。それはそれでおいしいが、あんぱんを食べた、という気にならなかったりする。
それまで日本にいた頃は、特になんとも思っていなかったのに、やっぱり日本の味が恋しくなったせいか、はたまた無いものねだりか。今でもあんぱんを食べると、しあわせな気持ちになる。
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